現役引退を表明したムトゥ【写真:Getty Images】
元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥが、母ロディカさんの看病のため現役を引退したことがわかった。ルーマニアの『デジスポルト』が報じている。
それによるとムトゥは「サッカーについては話したくない。引退したのだから」と話したという。ムトゥは母ロディカさんが健康面で問題があるため「フィレンツェに行く話を断った」と、古巣フィオレンティーナからのオファーがあったことを明かした。
また一部ではインド・スーパーリーグへ移籍するのではないか、と言われていたこともあったが、加入には至らず。
ムトゥは現在36歳で、過去にはフィオレンティーナの他、インテル、ユベントス、パルマなど多くのイタリアのクラブでプレーし、ルーマニア代表では35ゴールを記録。チェルシー在籍時にはコカイン使用が問題となるなど、何かと話題が絶えなかったムトゥだったが、最愛の母親のために現役引退を決断したようだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→