8日の英紙『ミラー』は、プレミアリーグ第20節終了時に最もファウルを受けたクラブのランキングを発表し、エバートンが260回で最も多く、昨季覇者マンチェスター・シティが165回で最も少なかったことが明らかとなった。
昨季5位と健闘したエバートンだったが、今季は20節を終えて13位と低迷している。エバートンは負傷回数でも129回で全体の4位となっており、非ファウル数、負傷回数、成績が密接な因果関係にあることが浮き彫りとなった。
<被ファウル数トップ6>
1、エバートン:260回
2、アーセナル:244回
3、スウォンジー:243回
4、ニューカッスル:237回
5、サンダーランド:236回
6、リバプール:233回
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20、マンチェスター・C:165回
<負傷回数トップ6>
1、ニューカッスル:195回
2、マンチェスター・ユナイテッド:172回
3、アーセナル:145回
4、エバートン:129回
5、リバプール:122回
6、アストン・ヴィラ:104回
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20、チェルシー:44回
これまでに230回以上の被ファウル数を記録しているクラブのうち、エバートンの他にもニューカッスル(現リーグ10位)、アーセナル(6位)、リバプール(8位)が負傷数でも上位に名を連ねており、いずれも今季不振に喘いでいるクラブとなった。
一方、20節を終えて勝ち点、得失点差で並び首位タイを走っているチェルシーとマンチェスター・Cはそれぞれ、負傷数、非ファウル数で最少を記録。チェルシーは被ファウル数で全体8位の224回を記録したものの、負傷回数は44回にとどめた。被ファウル数でリーグ最少のマンチェスター・Cは負傷回数も75回で全体12位と比較的少なめだった。
強豪クラブの中でも、優勝争いをするクラブは選手層の厚さの他に、体調管理や練習法など、怪我の予防に結びつくチーム作りも好不調の要因となっているのかもしれない。
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