ワールドカップの汚名返上に燃える2人
おそらく12日の初戦・パレスチナ戦(ニューカッスル)の先発インサイドハーフは遠藤と香川だろうが、アジアカップで頂点に立とうと思うなら6試合を戦い抜かなければいけない。猛暑のオーストラリアで移動しながら中3~4日のゲームをこなすのは相当な消耗度になる。そう考えても、今野と清武のコンビがスタメンの座を手にする可能性は大いにあるのだ。
「真司君もヤットさんもいますし、岳もいます。とりあえず今、向かうべきは、チームが1つになるということ。誰が出てもいいようにパレスチナ戦に標準を合わせていければいいかなと思います」と清武は最後まで彼らしい謙虚さを忘れなかったが、ブラジルでコロンビア戦(クイアバ)の終盤にほんの少しピッチに立っただけという悔しさは忘れてはいない。
それを晴らしたいという思いは同じコロンビア戦で手痛いPKを献上した今野にもあるはず。半年前の不完全燃焼感を胸に、彼ら2人揃って虎視眈々と定位置獲得に挑んでいく。
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