ザルツブルクに移籍した南野拓実【写真:Getty Images】
セレッソ大阪からオーストリア1部のザルツブルクへ移籍が決まった南野拓実が7日、公式ウェブサイトでインタビューに答え、新チームの印象や今後の意気込みを語った。
南野はサイトを通じ、「ザルツブルクのゲームを数試合観て、オファーを受けた瞬間ここに決めました。このクラブが信条とする激しさや攻撃力を武器とするプレースタイルが本当に気に入り、私自身の能力を限りなく伸ばせる環境だと信じることができました」と、選択の理由について言及。
またザルツブルクとアドルフ・ヒュッター監督の印象を聞かれ、レッドブルアリーナでヨーロッパリーグのアストラ戦を観戦した南野は「同世代の選手たちがピッチ上を縦横無尽に走り回ってアピールする姿に刺激を受けました。ヒュッター監督も攻守に激しさを求めながら指揮を執っていたので、自分が好むサッカースタイルで共に戦っていけることを心待ちにしています」と、好印象の様子。
南野は自身のプレースイタルにも触れ「攻撃的MFとしてドリブルの強さ、スピード、そしてシュートを果敢に狙うのが特徴。欧州でのプレーは初めての経験なので、まずはザルツブルクのやり方に出来るだけ早く適応し、この国の文化や人々にも慣れていきたい」と、新しいチャレンジに目を輝かせた。
チームのスポーツ・ダイレクターを務めるラルフ・ラングニックは「南野は我々が長年注目してきた素晴らしい潜在能力を秘める若手有望選手。彼が欧州での最初のキャリアを我々と歩む決断をしたことを嬉しく思う」と19歳のストライカーに期待を寄せた。
南野は今日と明日にかけてフィジカルテストを行い、金曜から新しいチームメートとともに練習へ参加する見込み。契約は3年(1年のオプション付き)と発表。いよいよ日本の次世代を担うヤングスターが世界へ羽ばたく。
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