「リスクがあったとしても、行く価値はある」
「プレミアリーグで日本人がなかなか活躍できないのがなぜなのかを見てみたいところはあります。自分で体感しないと何が足りないのか分かんない。マインツで出てて、向こうに行ってリスクがあったとしても、行く価値はあると思うんですよね。
もしもハードルが高かったら、それだけの選手だったと見切りをつけられるし。ブンデスでも今までそうやってきた。マインツももうこれで終わりと思って行きましたし。
ウッチー(内田篤人=シャルケ)の本じゃないけど、(自分は)見たものしか信じない。やっぱりイギリスも行ってみないと分かんないとところはあるし、ブンデスはいろいろ見れた部分もあるし。
ただ、上位のチームでやって、タイトル争いしたわけでもないし、いろんな選択肢が自分にはあるとは思うですけど、年齢的には何をするにしても最後のチャンスかな。そういう意味ではすごく考えるかなという感じですね」とどんな時も貪欲に前進し続けてきた男は、ストレートに今の本音を打ち明けた。
報道では今夏の移籍と言われるが、本人としては、仮に1月の移籍市場で動くことになったとしても迷うことはない。今季ブンデスリーガで8ゴールを挙げ、得点王争いの真っ只中にいても、自分の心が動くオファーが来れば前向きな決断できるという。
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