福岡への移籍が発表されたDF濱田水輝【写真:Getty Images】
浦和レッズは7日、DF濱田水輝がアビスパ福岡に完全移籍、MF矢島慎也がファジアーノ岡山に期限付き移籍することを発表した。
アメリカ生まれの濱田はU-15アメリカ代表のトレーニングキャンプに選出されたことのある異色の経歴を持つ選手。帰国後は浦和レッズユースに加入し、2009年にトップチームに加わった。
アルビレックス新潟に期限付き移籍した2013年を除く浦和での5シーズンでリーグ戦の出場は27試合と出番に苦しみ、今シーズンからはJ2の福岡に出場機会の場を求めることとなった。
濱田は公式サイトを通じ、「共に戦い、試合に勝ったときの埼スタの雰囲気は最高で、一生忘れることはありません。浦和レッズというクラブでプレーできたことを誇りに思います。これからもこれまでの経験を生かし成長できるようにがんばります。また埼スタで浦和レッズと対戦できるようにがんばりますので応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました」とコメントを残し、古巣での思い出を語った。
同日に岡山への期限付き移籍が発表された矢島も濱田と同じく浦和レッズユース出身。U-21日本代表にも選出され将来を嘱望されていたが、昨シーズンはリーグ戦の出場はなく、大宮からFWズラタン、清水からFW高木俊幸などの獲得にともない、J2で経験を積むことになった。
矢島は「ファジアーノ岡山へ期限付き移籍することになりました。自分自身がもっとレベルアップするために、環境を変えてチャレンジすることにしました。岡山でがんばってきますので、応援よろしくお願いします」と語り、自身の成長をレッズサポーターに誓った。
大型補強が注目される浦和だが、その一方でDF坪井慶介、MF山田直輝、GK加藤順大など、多くの生え抜きの移籍も続いている。
【了】
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