ヴィッセル神戸への移籍が発表されたFW渡邉千真【写真:Getty Images】
FC東京は7日、元日本代表FWの渡邉千真がヴィッセル神戸に完全移籍したと発表した。
渡辺は2009年に早稲田大学から横浜F・マリノスに入団。Jリーグデビューのシーズンで新人王に輝くとその翌年には日本代表にも選出。その後、2012年にFC東京に移籍した。
2013年には33試合に出場して17得点と結果を残したが、昨シーズンはリーグ戦26試合に出場して3得点と苦しい1年を過ごした。FC東京は先日、J2のジュビロ磐田から元日本代表FWの前田遼一を獲得したため、ポジション争いが注目されていたが、活躍の場を新天地に移すことになった。
渡邉はFC東京の公式サイトを通じ、「3年間ありがとうございました。素晴らしい仲間とファン・サポーターに応援して頂きながら戦う事ができて、幸せでした。大好きになったチームを離れるのは寂しいですが、自分の決断に誇りを持ってこれからも頑張っていきたいと思います。
違うユニフォームを着ても、少しでも応援して頂けるような選手になりたいと思いますので、引き続きFC東京と渡邉千真を宜しくお願いします」とコメントを残し、古巣に対してエールを贈った。
また、ヴィッセル神戸の公式サイトでは、「この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました渡邉千真です。自分とクラブがもっと成長し、タイトルを獲れるように皆さんと共に頑張っていきたいと思います。ご声援宜しくお願いします」と語り、タイトル獲得に向けて意気込みをみせている。
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