再生を期待されるMF細貝萌【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンが前半戦調子を落としていたMF細貝萌に対して、再生プランを準備しているようだ。7日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
ヘルタに加入した昨季は全34試合中33試合に出場し、1対1の勝率45%、パス成功率79%と絶対的なパフォーマンスを披露していた細貝。しかし、今季の前半戦に限っては、すべてが下回り、低調なパフォーマンスとなっている。
アジア杯の代表からも外れてしまい、チームも厳しい状況の細貝にミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は「初年度は非常にチームの助けとなった。しかし、今季は明らかにパフォーマンスが良くない。何が原因とは非常に言い難いが・・・」と、頭を抱えている。
同紙は考えられる原因の一つとして、今季加入したFW原口元気の世話をしていることではないかと述べている。週に3回のドイツ語のレッスンを受けてるとは言え、まだドイツ語も英語も話すことが出来ない原口に対し、細貝はミーティング、食事などの面で通訳をしているという。
これらの作業が細貝に悪影響を及ぼしているのではないかと同紙は推測している。
そして、プレーツSDは「彼は常に100%でプレーしている。彼の出来る全てを出し切っている。しかし、たまにそれが発揮できていない」と、常に100%の力を出そうとはしているもののすべてを出しきれていないという見解を示した。
その結果、原口に使用人を付けさせるという考えがある様子。うまくいけば、自身のことに集中できるようになり、細貝のパフォーマンスも向上できると考えたようだ。
後半戦、どうにか巻き返すためにも細貝の再生は必要不可欠となっている。
【了】
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