OBも会長を批判。クラブは危機的な状況に
メッシは今まで自身のInstagramで、サッカークラブはバルサと古巣のニューウェルズ、マンチェスター・シティしか追っていなかったのに、ここに来てチェルシーやディフェンダーのフィリペ・ルイスも追うようになったことが地元紙に報じられるなど、ちょっとしたメッシの動きや変化に周囲も敏感になっている様子が伺える。
ドリームチーム時代のバルサの選手、フリスト・ストイチコフが「バルトメウは会長じゃない。あれは役人だ」と発言するなど、外からも矢が飛び始めた。来年の夏まで補強もできないのに、シーズン半ばにして強化担当ディレクターを解任という余りにも厳しい現況を、果たしてクラブは乗り越えられるのか。
会長選も早められることになると思われ、そういった周囲の喧噪に巻き込まれながら、クラブはリーグ、国王杯、チャンピオンズリーグを戦い抜けていかなければならない。ルイス・エンリケにとっても、最後通牒を突きつけられている状態だ。
FCバルセロナのクラブ状況は、限りなく極限に近付いている。
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