マドリーでプレーしているJ・エルナンデス【写真：Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは、現在レアル・マドリーへ1年間のローン契約で貸し出しているメキシコ代表、ハビエル・エルナンデスについて、シーズン後には放出する意向のようだ。5日、英紙『テレグラフ』のウェブサイトが報じている。
”チチャリート（エルナンデスの愛称）”は、ユナイテッドで十分な出場機会が得られなかったこともあり、移籍を決断。しかし、加入したヨーロッパチャンピオンのマドリーでも、リーグ戦の先発はわずかに1試合だけと試練は続いている。
ユナイテッドにはロビン・ファン・ペルシ、若いジェームズ・ウィルソン、中盤でのプレーも増えているウェイン・ルーニー、そしてモナコからローンで加入しているラダメル・ファルカオとFW陣は戦力が揃う。
ファルカオに関しては、4320万ポンド（約79億円）でモナコから完全移籍させるとの噂もあるが、どうやらルイス・ファン・ハール監督はファルカオの去就に関係なく、チチャリートを放出する構えだ。
ユナイテッド加入1年目の2010-11シーズンには計45試合に出場し20得点とインパクトを残したJ・エルナンデスだったが、昨季はリーグでもわずか24試合出場、4得点に終わっていた。
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