バルセロナでの将来に暗雲が立ち込める久保建英【写真:Getty Images】
現在バルセロナに所属している“日本のメッシ”こと久保建英だが、イングランド移籍を決断するかもしれない。この可能性について英紙『デイリー・ミラー』が5日、具体的なクラブ名を挙げて報じた。
13歳の久保獲得を狙っているのはアーセナルとマンチェスター・シティだという。
バルセロナは18歳未満の選手獲得・登録に関する規定に違反したことによる選手獲得禁止処分が12月30日に確定したばかり。
この違反により、久保を含めたカンテラ(下部組織)所属の複数の外国籍選手に公式戦出場停止処分が下されており、もしバルセロナに残ったとしても18歳の誕生日まで公式戦に出場することはできない。
そこで今回、イングランドの2クラブが獲得に乗り出した。
アーセナルは過去にセスク・ファブレガスやフラン・メリダといったバルセロナのカンテラで育った選手たち引き抜いてきた実績があり、若手の育成には定評がある。
シティは元バルセロナのチキ・ベギリスタイン氏がFD(フットボール・ディレクター、強化上の要職)を務めており、スペインとのつながりは深い。
育成にも力を入れ始めており、先日完成したばかりの世界屈指の設備を誇る下部組織専用トレーニング施設を武器にオファーすると見られている。
この噂を報じた『ミラー』は、久保の家族がスペインを離れることを検討中としている。
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