売却の可能性があるMFイルカイ・ギュンドアン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは来夏にMFイルカイ・ギュンドアンを売却する可能性があるようだ。6日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
ギュンドアンは2016年までドルトムントと契約を結んでいるが、延長の話はまだ出ていない。FWロベルト・レバンドフスキのようにフリーでの移籍を避けたいドルトムントは契約延長の意思がない場合に来夏に同選手を売却し、移籍金を獲得したい意向だという。
本来であれば2015年までの契約だったギュンドアンは、2014年を怪我で棒に振ったために1年間延長された。その間にスペインなどからオファーがあったが、断っていたと言われている。
当時は「まだ、ドルトムントでの目標が残っている」と話していた同選手だが、同時に「いつかはイングランドかスペインでプレーしてみたい」と語っており、その移籍話が再び浮上してきた形だ。
ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は同紙に対して「彼の健康が第一だった。今は痛みもなく良い状態だ」と、けがの状態も心配ないことを明かしている。そして「もちろん彼と一緒に仕事をしたいことには違いない」と、出来れば売却は避けたいと述べた。
現在降格危機にあるドルトムントだが、MFマルコ・ロイスと共に主力の流出問題にも頭を悩まされそうだ。
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