サンプドリアのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
セリエA第17節でラツィオと対戦するサンプドリアのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、自身がラツィアーレ(ラツィオファンの愛称)であることを認めるも、同じ勝ち点27同士の対戦を前に意気込みを語った。5日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
同紙によると、選手時代をラツィオで過ごした同監督にとって「オリンピコ(ラツィオの本拠地)には特別な思い入れがある。いつだってあそこに戻れば、その気持がよみがえる。私がラツィオサポーターであることを隠しはしないよ。でも彼らに残念な気持ちを味わせられるよう願っている」と少し複雑な心境ながらも古巣に対する強い意気込みをみせた。
3位ラツィオ、5位サンプドリアに加え、4位ナポリも勝ち点27で並ぶセリエAは今後も熾烈な3位争いが続きそうだ。
同監督は「彼らの今シーズンの成績がサプライズ? いや我々の方がサプライズではないか。ただ、勝ち点27に値するチームだと思っている」と胸を張った。
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