鹿島アントラーズに完全移籍した韓国代表DFファン・ソッコ【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズは5日、サンフレッチェ広島の韓国代表DFファン・ソッコ(黄錫鎬)を完全移籍で獲得したと発表した。
鹿島は2014年J1を3位で終え、来季は11年以来4年ぶりのACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場する。ファン・ソッコは昨季同大会で6試合1得点を記録し、広島のベスト16入りに貢献。韓国代表としてもブラジルW杯で1試合に途中出場し、国際舞台の経験も備えている。
「この度、鹿島アントラーズという日本を代表するクラブの一員になることができ、大変光栄に感じております。常にチームのために戦い、勝利に貢献できるよう力の限りプレーしますので、応援のほどよろしくお願いします」と、公式HPを通じて意気込みを見せている。
また同日、ECヴィトリアから31歳FWジネイの加入も発表。昨年のブラジルリーグで得点ランキング2位の16得点。今季はチームの1部残留を果たせなかったが、10位タイの9得点で孤軍奮闘。186センチの長身ながら足元の技術も高く、最前線の1トップとして起用される見込みだ。
近年のJクラブはACLで好成績を残せておらず、AFC(アジアサッカー連盟)が同月18日に発表した2011~2014年までの総合ポイントによるクラブランキングでも、2013年ベスト4の柏レイソルの16位が最高となっている(ちなみに鹿島は45位)。
アジア杯に挑むアギーレジャパンのメンバーに選出されたMF柴崎、DF昌子、DF植田を筆頭に、強靭なフィジカルをもつ外国籍の新入団選手を加えたヤングアントラーズは2月25日、開幕節ホームで前回王者・ウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦する。
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