乾貴士【写真:Getty Images】
日本代表は5日、オーストラリア東部セスノックでアジア杯直前合宿を行った。
FW乾貴士は、昨年11月14日のホンジュラス戦で後半開始から出場して2得点を挙げる活躍を見せて、左WGの先発候補に急浮上。それでも、チームへの合流から日が浅く、システムや戦術への順応具合が懸念される。
実際、本人も「全然まだフィットしているとは思ってない。もっとコンビネーションとか崩しの形を増やしていかないといけないし、もっと攻めのパターンも増やしていかないと」と危機感を口にした。
特に、左サイドでコンビを組むDF長友佑都との連係には「今はクロスだけの状態。そんな単純な攻めだけだと厳しい」と課題を挙げ、「オカちゃんとか真司とか使いながら、もうちょっと中で崩したりっていうのをやっていきたい」と岡崎や香川とのコンビネーションで中央を崩すことの重要性を説いた。
パレスチナとの初戦は1週間後。左WGに名を連ねるのは武藤嘉紀か乾か。いずれにしても、武藤はまだまだ経験の浅い若手。大会を勝ち進むためには乾の力が不可欠となるため、1日も早くチームにフィットすることが望まれる。
【了】
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