吉田麻也【写真:Getty Images】
日本代表は5日、オーストラリア東部セスノックでアジア杯直前合宿を行っている。
DF吉田麻也は、1日のアーセナル戦後の合流となったため、4日に行われたオークランド・シティ(ニュージーランド)との練習試合は出場を回避。この日に行われた地元クラブとの練習試合に出場した。
控え組中心のメンバーで臨んだ試合について吉田は「普段あんまりプレーしない選手たちとプレーできて新鮮だった」と述べた。
そして、チームが大会を勝ち抜くためにも「新しい若い選手が出てこなきゃいけないし、チーム全体としても成長していかないといけない」と若手の成長に期待を寄せた。
特に、自らのポジションであるCBは層の薄さが懸念されているだけに活発な定位置争いが望まれるが、今大会では昌子源と植田直通という鹿島アントラーズの若手コンビが選出。
これまでほぼ一貫してCBのファーストチョイスを担ってきた吉田は、この状況に対して「2人ともすごいポテンシャルを持っていて、新しいステージに来て、いろんなことを学んで盗んで競争に加わっていかないといけない」と歓迎。
それでも「僕もその中で負けるつもりはない」と定位置死守に自信を見せ、「(昌子)源は散歩とかしていてもちょっと重なるところはある」と22歳で出場した4年前の自身の面影を感じ取るとともに「僕の方がもうちょっと利口だったかなと思う(笑)」と“先制攻撃”も忘れなかった。
そして、最後には「いい競争ができたらいいなと思う」と切磋琢磨する意欲を示した。
【了】
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