長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は5日、オーストラリア東部セスノックでアジア杯直前合宿を行っている。
MF長谷部誠は、4日に行われたオークランド・シティ(ニュージーランド)との練習試合にアンカーとしてフル出場。前半は遠藤と香川、後半16分からは今野と清武の計4選手と中盤を組んだ。
その中で注目されるのは香川真司。本職がトップ下ながらインサイドハーフという不慣れなポジションへの順応に苦しんでいる姿には「真司はゴール前でいい形でできると思う。彼がゲームを作るっていうところに参加してしまうと、前に迫力がなくなってしまう」と理解を示した。
そんな香川がより攻撃面に比重を置くためにも「僕ら後ろの選手が彼を前に押し出すって言うか、そういう部分は大事かなと思う」と、後方からサポートする必要性を語った。
また、チーム全体に関しては「他の選手を見ていてもよくコミュニケーション取っている。そのへんはこのチームのよさなのかな」と長期間の合宿で選手間の関係性を深められていることを明かした。
長谷部自身は、主将として4年前の前回大会で優勝トロフィーを掲げているだけに「そこを目標にしている」とタイトルを守ることへの意欲を示した。
そして1週間後に迫ったパレスチナとの初戦に向けては「相手を甘く見ると足元すくわれる。予選を勝って上がってきているチームなんで、しっかり準備してのぞむことは大事」と気を引き締めた。
【了】
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