先制点を決めた遠藤保仁【写真:Getty Images】
日本代表は4日、アジア杯へ向けた合宿を行っているオーストラリア東部セスノックでクラブW杯3位のオークランド・シティ(ニュージーランド)と練習試合を行い、2-0で勝利を収めた。
先発したMF遠藤保仁は、試合に臨むにあたって「いつも通りしっかりとつなぐところはつないで、早く攻撃するところはする。積極的に初戦を想定したような形でやっていこうっていう感じ」と語った。
その試合では、前半33分に自ら放ったシュートが相手に当たって“新年初得点”をゲット。ラッキーな形でのゴールとなったが「練習試合とはいえ、結果を自分自身も求めてやっているし、いいスタートが切れた。いい状態で臨めるかなと思う」と満足げに振り返った。
この得点で、アギーレ体制では“3戦2発”。インサイドハーフというポジションでの起用も相まって、今後も得点に絡む機会が増えることが予想されることには「まあ増えていくでしょうね。そういう場面を自分自身も増やしていきたいし、そこに絡んでいけるようにしていきたい」と意欲を示した。
一方で、チーム全体としては「すべての面で疲れていた」とコンディションがまだまだ整っていない様子を明かした。
それでも、約1週間後に控えるパレスチナとの初戦に向けて「初戦から全力でいきたいので、残りの1週間でうまく調整しながら初戦に向けていい準備をしていけば十分大丈夫だと思う」と万全な状態で臨むことに自信を見せた。
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