レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、4日に行われるリーガ第17節バレンシア戦の前日記者会見に出席。DFセルヒオ・ラモスに関してリスクは冒さないと述べた。
クラブW杯の決勝点を決めた男、S・ラモスは決勝戦でプレーするために危険を冒したと認めた。アンチェロッティ監督は、練習での様子を見てから判断を下すと断言してから「いまのところは大丈夫だが、リスクを冒す時ではない。リスクがあれば出場しない」と語った。
3日後には国王杯(コパ・デル・レイ)ベスト16でアトレティコ・マドリーと対戦する。ビッグマッチが待ち受けているものの、アンチェロッティ監督は「リーガとコパのどちらかを優先するということはない」と、連戦でも主力を温存しない構えだ。
一方、アトレティコを下してベスト8に進出した場合、32日間で10試合に臨むことになる。今季は不動のレギュラー11人を信頼しているものの、アンチェロッティ監督は「ローテーションは負傷を防ぎ、モチベーションを維持するために必要不可欠。全員がプレーする」とチームのフィジカルコンディションに気を配っている。
また、22連勝で誰にも止められないと思われた中、先月30日にドバイで行われた試合でミランに2-4で敗れた。この敗戦について、「親善試合だったため問題はない」と待ち受ける強敵たちとの戦いに影響がないことを強調した。
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