2得点のトッテナムFWハリー・ケイン【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第20節が現地時間1日に行われ、チェルシーはアウェイでトッテナムと対戦して3-5で敗戦を喫している。
前節を引き分けで終えたチェルシー。2015年初戦は、5戦負けなしで好調のトッテナムとのロンドンダービーとなった。
主導権の奪い合いとなっていたが、9分にトッテナムにアクシデント。メイソンが太もも裏を痛め負傷。14分にデンベレと交代した。
アクシデントにも動じないトッテナムは、16分にゴール前のチャンスからオーバーヘッドを放つもGKクルトワがセーブ。
その直後の18分にチェルシーは、右サイドを突破したアザールがシュート。しかし、これはポストにはじかれてしまう。はじかれたボールは逆サイドにいたジエゴ・コスタの下へ流れ、これを難なく決めてチェルシーが先制する。
押され気味だったチェルシーは、これで勢いに乗りトッテナムを攻め始め、しばらくチェルシーペースで試合は進む。
しかし、30分に一瞬の隙を突かれてしまう。左サイドから中央にドリブルしたケインがミドルシュートを決めて同点に。
この後、こう着状態が続き、前半はこのまま終了かと思われた44分。右サイドをトッテナムのエリクセンがドリブル突破しスルーパス。裏に抜けたシャドリがシュートを放つが、惜しくもポスト。ところが逆サイドに走り込んでいたローズがこれに反応し、きっちり決めてトッテナムは逆転に成功する。
さらにこれだけでは終わらない。アディショナルタイムにトッテナムはPKを獲得。タウンゼントがこれを決めて、終了間際の2分で2点差とし、前半を終えた。
巻き返したいチェルシーは後半頭からオスカールに代えてラミレスを投入。しかし、得点はまたもトッテナム。52分に左サイドを突破したシャドリのパスをケインが受け、巧みに反転。この日2点目となるゴールを決めて3点差に。
まさかの大量失点を喫したチェルシーは、61分に相手のミスからボールを奪い、セスク・ファブレガス、アザールとつないでゴール。2点差に詰め寄る。
その後しばらくはチェルシーが攻め続けるものの追加点は奪えない。72分にはアスピリクエタが決定的なチャンスを得るもGKの好セーブで得点ならず。
押されていたトッテナムだったが、78分にケインのパスを受けたシャドリがカットインしてシュート。追加点を奪い、再び3点差とする。
1点でも返したいチェルシーは83分ラミレス、85分アザールが決定機を得るが得点は奪えない。87分にようやく3点目を奪うが、反撃もここまで。
チェルシーは、2011-2012シーズン以来、そしてモウリーニョ監督2度目の就任以来初のリーグ戦5失点で黒星スタートとなった。
【了】
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