先制ゴールを喜ぶサウサンプトンの選手たち【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第20節サウサンプトン対アーセナルの一戦は、現地時間の1日にサウサンプトンのホーム、セント・メリーズで行われた。試合は2-0で、サウサンプトンが勝利した。
勝ち点33で並んでいた両者の対戦は、7分にサウサンプトンのグラツィアーノ・ペッレがヘディングで、8分にアーセナルのアレクシス・サンチェスが右足のミドルでゴールに迫るなど、序盤から互いにオープンな展開。
20分、トマシュ・ロシツキ右サイドでパスを受けると、クロスボールを送った先に待っていたのはサンティ・カソルラ。しかし、フリーで合わせたシュートは力なくGKフレイザー・フォースターの正面。ゴールは奪えない。
34分、反対にサウサンプトンのFWサディオ・マネがチェルシー戦に続いて先制ゴール。DFラインの裏に抜け出したマネはゴール右の角度のない位置から、GKヴォイチェフ・シュチェスニーの頭上を抜く左足のシュートを見事に沈めた。
40分にはサウサンプトンのMF、ウォード=プラウズがエリア内でフリーになりシュートを放つも、なんとかシュチェスニーが防いだ。
スコアラーのマネが負傷で交代を強いられたものの、前半からサウサンプトンがペースを握って後半へ。
56分、そのサウサンプトンに追加点。右サイドを崩すと、最後はドゥサン・タディッチが詰めてリードを広げた。
その後も好守に主導権を握ったサウサンプトンが、今季9試合目のクリーンシート(無失点試合)を達成し、2-0で勝利。勝ち点を36に伸ばし、4位をキープした。アーセナルは5試合ぶりの黒星。
なおサウサンプトンの日本代表、吉田麻也は71分から途中出場した。
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