アンデルレヒトのMFデニス・プラエトとユーリ・ティーレマン【写真：Getty Images】
前半戦を折り返し、17位と危機的状況のボルシア・ドルトムントがベルギーの2選手に興味を示しているようだ。31日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
ドルトムントが興味を示しているのは、アンデルレヒトに所属するMFデニス・プラエトとユーリ・ティーレマンだという。
20歳のプラエトはすでにベルギーのフル代表でもデビュー。マルク・ヴィルモッツ代表監督も「キープ力、強さ、そして勝者のメンタリティーを持っている」と、絶賛している。ドルトムントとは今季のチャンピオンズリーグ（CL）で対戦しており、そこでも首脳陣を納得させる能力を示した。
契約は2017年までアンデルレヒトと結んでいるが、約800から1000万ユーロ（約11億6000万から14億5000万円）で来夏の移籍が可能と言われている。
ティーレマンはまだ17歳の若さだが、U-21ベルギー代表の主力として活躍。ドルトムントのユルゲン・クロップ監督も「もちろん知っている。知らない方がおかしい」と、注目しているようだ。
同紙によれば、ティーレマンは、2016年で契約の切れるMFイルカイ・ギュンドアンが契約延長をしない場合、その穴を埋められる存在として見ており、獲得リストの上位に挙げている様子。また、今夏に一度オファーを出しており、その時はアンデルレヒト側に拒否されている。
しかし、2選手とも夏での補強を目指しており、後半戦の結果次第で大きく変わると予想されている。
【了】
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