連覇に向けて精神面が重要と語る長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表は30日、アジアカップに向けた国内合宿2日目のトレーニングを行った。
不動の左SBとして前回大会優勝を経験しているDF長友佑都は、連覇に向けて精神面の重要性を語っている。
「コンディションが相当難しい。向こう(オーストラリア)は暑いし、試合は中3日くらいでずっと続いていく。体のケアとメンタルのケア、そのバランスが本当に需要」と厳しい戦いにはコンディションの調整がカギになると考えている様子。
前回優勝したカタール大会では「決勝の時は正直、あまり体調がよくなくて、延長戦の時もすごくしんどかった」と語る長友。しかし、「メンタル的にかなり安定していたのと(チームが)乗っていたので、体はそれについてきた」と精神の安定がパフォーマンスの支えだったことを明かした。
精神面を安定する秘訣には「目の前の環境や状況に対して、そんなに敏感にならないこと」を挙げ、物事に敏感に反応することで感情のコントロールを見失ってしまうのを避ける必要があると持論を展開。
さらに今年1年を「2014年はなかなか結果がついてこないっていうこともあって悔しい思いもした」と振り返り、「悔しい思い、自分に対する情けない思いを払しょくするためには結果しかない。優勝することが気持ちをまた前に進めてくれる」と目前に迫る大会に向けて気を引き締めた。
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