アトレティコ・マドリーに加入したFWフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
ミランからアトレティコ・マドリーに加入したFWフェルナンド・トーレスは29日、ドバイのアトランティスホテルで今夏ミランに移籍した理由と、アトレティコに帰還した要因について言及した。スペインの複数メディアが29日に伝えている。
チェルシーで出場機会が少なかったトーレスは、ミランではキーマンになると約束されたことによって移籍を決意したという。
最終的にインザーギ監督の信頼は得られなかったが、同選手は「彼の判断は100%尊重する。前を見ることと新たな行き先を探すことができた」と、恨みは無い姿勢を見せた。また、交渉をスムーズに進めたミランにも感謝の言葉を述べた。
出場機会を求めている。アトレティコ復帰について「迷いは無かった」と述べ、「幸せを求めに来た。アトレティコより最適な居場所は無い」と、満足感を示した。
7年ぶりにアトレティコの選手としてプレーするトーレス。当時の退団についてサポーターとしては辛かったものの「アトレティコも僕もタイトル獲得を経験するなど成長した」と、7年前と同じシチュエーションではないということを指摘した。
なおトーレスは、自身のツイッターでも「ようやくホームに戻ってきた。この夢を実現してくれた人たちにありがとう。フォルサ(行け)アトレティ」と、アトレティコが移籍を公式発表した直後にすぐさま呟いた。
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