自身初のアジアカップに臨む豊田陽平【写真:Getty Images】
日本代表は29日、1月にオーストラリアで開幕するアジア杯へ向けた国内合宿をスタートさせた。
11月の年内最終2試合でアギーレ体制初招集となったFW豊田陽平は、同14日のホンジュラス戦で代表初得点を決めるなどインパクトを残して、アジア杯メンバーに招集。これまでJリーグでの活躍とは裏腹に日本代表でのビッグトーナメントに縁がなかったが、ついにチャンスを得た。
それだけに、ハビエル・アギーレ監督が八百長関与の疑惑が持たれている状況でのスタートにも「僕らは選んでいただいて、特に僕は選んでいただいてホントに感謝しているので、しっかりプレーを出せるようにしていきたい」と自らのプレーに集中して恩返しすることを誓った。
また、7日に来季の去就について「じっくり考えていきたい」と含みを持たせる発言をしたことから、サガン鳥栖からの移籍の可能性が高まっているが「まだ今はここに集中しないといけない。逆にそれが代表チームに対して失礼になるんじゃないかと思う」と、あくまでも代表でのプレーのみを考えていることを強調した。
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