古巣・千葉への復帰が決まった水野晃樹【写真:Getty Images】
ジェフユナイテッド市原・千葉は29日、ヴァンフォーレ甲府から水野晃樹が加入することを発表した。2007年まで千葉でプレーした水野は8年ぶりの古巣復帰となる。
今季終了時に甲府との契約を更新しないことが明らかになっていた水野は、千葉でプロデビューし、イビチャ・オシム監督(当時)の下で飛躍するきっかけをつかんだ。
その後スコットランドのセルティックに移籍するも出場機会に恵まれず、2010年に同県内のライバル・柏レイソルでJリーグに復帰。
2013年には甲府へ移籍したが、負傷の影響もあり、在籍した2シーズンでリーグ戦には30試合しか出場できていなかった。
千葉の公式HPで「やっと家に帰ってこれた気がします。家を出るときハッキリとこの家に帰りたいと言ったにもかかわらず、いろんな状況、タイミングが合わず寄り道をしてきてしまいました」とクラブ愛を語っている。
また、「J1の舞台に中々上がれず苦しんでいる姿をずっとみていたので自分は1年でJ1に上げるためピッチ内外関わらず貢献していきたいと思います。 ジェフはJ1にいなければいけないチームです。スタジアム、クラブハウス、練習場、サポーターどれをとっても一流です。
責任感はもちろん、気持ち、プレー、全て皆が1つになり昇格に向けて一戦一戦戦っていきましょう。受け入れがたいサポーターの方々もいるとは思いますが、自分の家に帰ってこれたという気持ちでのびのびプレーできると信じています。 これから共に戦い共に喜び合いましょう! WIN BY ALL!」と自身の想いをコメントした。
退団する甲府のサポーターにもクラブ公式HPを通して「自分はいつまでも甲府を愛してます。今までありがとう。頑張れ甲府、そして、俺」と感謝の言葉を残している。
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