リバプールのMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラのレアル・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督は、どうやら冬の移籍マーケットでプレミアリーグから選手を連れてくることを望んでいるようだ。
28日のイギリス『ミラー』のウェブサイトによれば、リバプール所属のドイツ人MF、エムレ・ジャンとストークのスコットランド人MF、チャーリー・アダムがその候補になっているという。
トルコ系ドイツ人のジャンは今季リバプールに加入したばかり。バイエルンユース出身で高いテクニックを備えたMFだが、昨季はレバークーゼンでサイドバックも務めるなど多彩な能力を持つ。
まだ20歳と若く、将来のドイツ代表を背負うと期待されている逸材。そのためモイーズもジャンの獲得を第一に望んでいると伝えられた。
ストークのアダムは29歳と若くはないが、左足の正確なキックを持つ実績十分のテクニシャン。2011−12シーズンはリバプールでもプレーした。
共に今季終了までのローンで獲得を画策しているようだ。
ハゴバ・アラサテ前監督解任時は19位と降格圏に沈んでいたレアル・ソシエダ。モイーズ就任後1勝3分け1敗と成績はいまひとつだが、現在は14位まで順位を上げている。
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