チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は判定に苦言【写真:Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、プレミアリーグ第19節のサウサンプトン戦で主審を務めたアンソニー・テイラーの判定に不満を示した。現地時間28日の試合後、イギリス『BBC』が報じている。
モウリーニョが指摘しているのは55分にチェルシーのMF、セスク・ファブレガスがペナルティエリア内でドリブルを仕掛けたシーンだ。サウサンプトンのDF、マット・ターゲットが足を引っ掛かけてセスクを倒したように見えたが判定はノーファール。反対に、倒れたセスクがダイブと見なされ、イエローカードを提示されている。
モウリーニョは『BBC』のインタビューで「イングランド以外の国だったら、新聞の一面を飾るだろう」と、この一連の判定に苦言を呈した。さらに「これはスキャンダルだ」と怒りを露わにしている。
「明らかに接触があった。主審は今夜ぐっすり眠れるとは思えない。ひどい判定の試合だったからだ」
1−1の同点で迎えた88分にサウサンプトンのモルガン・シュネデルランが退場し、1人多いアドバンテージを得たものの勝ち越し点を奪うことは出来なかったチェルシー。結局、2014年の最終戦は引き分けで、勝ち点1を積み上げるにとどまった。
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