残留明言も現状には不満のFWミロスラフ・クローゼ【写真:Getty Images】
元ドイツ代表でラツィオのFWミロスラフ・クローゼが、28日のドイツ紙『ヴェルト・アム・ゾンターク』で今冬の移籍を否定している。
W杯後の今季、14試合に出場し、先発が5試合だけにとどまっているクローゼは、以前「もっと試合に出たい。私の考えと違うこの状況には満足できない」と、不満を述べていた。
そのため、今冬にも移籍するのでは、という噂が出ていたが、同紙のインタビューでその噂を否定した。
移籍について尋ねられたクローゼは「もちろんない」と否定し、「監督と話し合い、彼は私の考えていること、望んでいることを理解してくれている」と、監督と話し合ったことを明かした。
移籍を否定したが「私はラツィオを変えられる。もっと出来るし、助けることも可能だ」と、現況にはまだ満足していないようだ。
そして、「コンディションは整えていた。トップフォームにはもう2、3試合必要だ」と、出場機会の少なかったことを嘆いた。さらに「45分出場したとしても十分ではない。リズムをつかむことが出来ないからだ」と、先発でフル出場の機会を要求している。
ラツィオとの契約は今季いっぱいまであり、1年間の延長オプションがついているクローゼ。今冬の移籍は否定しているものの、出場機会次第では来夏に移籍する可能性は否定できない。
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