古巣復帰が濃厚のフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
チェルシーは27日、ミランへ期限付き移籍中のフェルナンド・トーレスが、同クラブへ完全移籍することを発表した。イタリアの移籍市場が開く1月5日付で正式な手続きが完了する。
F・トーレスは古巣アトレティコ・マドリーへの復帰が目前と報じられており、ミランへの完全移籍が成立ししだい、期限付き移籍の形で放出される見込みとなっている。
反対にアトレティコ・マドリーからはイタリア代表FWアレッシオ・チェルチが期限付き移籍でミランに加入することで合意したと伝えられている(https://www.footballchannel.jp/2014/12/27/post62917/参照)。
今夏移籍したアトレティコで出場機会を得られていないチェルチは当初インテルへの移籍を希望していたが、一転してミラン移籍で合意した模様。
現在モルディブでバカンス中の同選手はミランがキャンプを張っているドバイへ直接向かい、早ければ30日に行われるレアル・マドリーとの親善試合で赤黒のユニフォームをまとってプレーする可能性もある。
一方のF・トーレスもアトレティコ側は1月5日の移籍成立を待たずにマドリードで練習することを希望しているようで、このままドバイを経由せずに直接新たなチームに合流する予定となっている。
両者の期限付き移籍期間は1月からの1年半となる見込み。少年時代を過ごした古巣に帰還するF・トーレス、母国の名門で再起を図るチェルチ、2人の復活に期待がかかる。
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