イングランド・プレミアリーグ第18節が現地時間26日に行われ、チェルシーはホームでウェストハムと対戦して2-0で勝利を収めた。
開始から主導権を握ったのはホームのチェルシー。4分、右サイドのウィリアンからクロスボールが入ると、これが中央に走りこんだオスカールへと渡って決定機に。シュートはゴール上へ外れるものの、序盤から完全にチェルシーのペース。
21分、CKの流れでゴール至近距離からガリー・ケイヒルが強烈なシュートを放つも、ここはウェストハムGKアドリアンがファインセーブでピンチを防いだ。
31分、チェルシーが前節と同じくCKから先制に成功する。セスク・ファブレガスの蹴ったボールをD・コスタが頭で合わせると、最後はキャプテンのジョン・テリーが詰めて2試合連続ゴールを決めた。
前半アディショナルタイム、ほとんどボールに触れず苛立ちを露わにしていたウェストハムのFW、アンディ・キャロルがブラニスラフ・イバノビッチと口論になる場面も。幸いここはお咎めなしに済んでいる。
チェルシーは好調ウェストハムを圧倒。前半だけでシュートを13本放った一方で、ウェストハムには枠内シュートを1本も許さず1−0で後半戦へ。
後半も流れをつかめないウェストハムは、59分に好調のFW、ディアフラ・サコとMF、アレクサンドル・ソングを投入し反撃を狙う。
しかし、次の得点もチェルシーに生まれた。62分、エースのD・コスタがゴール左でパスを受けると右足のキックフェイントでDF3人を手玉に取る。そのまま持ち替えて放った左足のシュートがゴール右隅に決まり、2−0とリードを広げた。
その後もエデン・アザールを中心に攻め立てたチェルシー。終盤にD・コスタやウィリアンを下げる余裕を見せるなど試合巧者ぶりを披露。そのまま完封で3連勝を飾り、首位をしっかりとキープした。
87分に絶好機を迎えたモルガン・アマルフィターノのシュートもポストに嫌われるなど、最後までゴールが遠かったウェストハムは6戦ぶりの黒星となった。
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