移籍に関しては沈黙のMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
現在イングランドを除きウインターブレイク中の欧州各国リーグ。後半戦に向けて選手は休養、クラブは補強に動き出している。
前半戦をまさかの自動降格圏内で折り返したボルシア・ドルトムントもいち早く動き、MFケヴィン・カンプルの加入が決定した。
それでも、ドルトムントの話題はMFマルコ・ロイスの来夏の去就に集まり、ドイツだけではなく、スペインやイングランドでも注目が集まっている。毎週のように移籍先のクラブが話題に上がるロイスだが、現在はどうやらレアル・マドリーが一歩していると見られているようだ。
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、チェルシーに加え、リーガエスパニョーラのバルセロナ、マドリー、国内ではバイエルン・ミュンヘン等のビッグクラブが関心を示していると言われている中で、『マルカ』をはじめとするスペイン紙だけでなく、英国メディアはスペイン移籍が有力と見ている様子。
スペインの2大クラブの中でも、ロイスは小さいころからバルセロナのファンであり、現在スペイン語を習い始めたと報じられている。しかし、同クラブに関しては、2015年の冬まで選手獲得禁止処分が言い渡されており、2016年まで待たなければいけない。
『ユーロスポーツ(ドイツ版)』によれば、現在のドルトムントの状況から来夏に残留する可能性は低いという。そこで移籍先として浮上するのがマドリーであり、同クラブは5年契約の長期オファーを提示していると言われている。そのためロイスの気持ちはマドリーに傾いていると報じている。
だが、同紙はマドリーにはFWクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルといった強力なライバルが在籍しており、本人もいまだ移籍に関しては沈黙を続けているため、今後も変動する可能性を述べている。
さらに、移籍以前に現在17位という目の前のあるチームの問題を解決する必要があり、ロイスの移籍についてはまだまだ長引きそうだ。
【了】
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