U-21ウェストハム戦に出場したグティエレス【写真:Getty Images】
ニューカッスルに所属する元アルゼンチン代表のホナス・グティエレスは今年9月に精巣がんを患い治療中であることを明かした。睾丸の摘出手術や化学療法での治療を受け、11月には退院。その後はトップチーム復帰を目指しトレーニングを行っていた。
そのグティエレスが、22日のU-21プレミアリーグカップの試合でピッチに復帰した。彼はU-21ウェストハムとの試合で88分間プレー。
試合後、自身のツイッターに「すべてのファンのサポートに感謝する。戻って来ることができて誇らしい。いい試合だった、本当に幸せだ」と、感謝と喜びのコメントを投稿している。
22日付のイギリス『ガーディアン』ではニューカッスルのアラン・パーデュー監督のコメントも伝えられている。
パーデューは「我々はホナスの復帰を大変喜ばしく思っている」と祝福。
「彼はとても健康そうだよ。2、3週間のうちにトップチームに戻って来られるのではと願っている」
「ホナスの頑張り次第だが、復帰となれば我々にとっても彼にとっても感動的な瞬間となるだろうね」
グティエレスが最後にプレミアリーグのピッチに立ったのは2013年10月のカーディフ戦まで遡る。1年以上の沈黙を破り、まもなく復帰が実現しそうだ。
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