MF香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するMF香川真司は23日、「アディダスジャパン フットボール」のツイッターアカウント上でファンとの交流イベントを行い、ファンの質問に答えた。
今季、2シーズン在籍したマンチェスター・ユナイテッドから古巣ドルトムントへ復帰して活躍が期待されたものの、ここまで12試合に出場して1得点と低調なパフォーマンスに終始。チームも降格圏内となる17位で前半戦を折り返した。
それでも、香川にとってユルゲン・クロップ監督は2012年に涙ながらに別れを惜しんだ“恩師”ともいえる存在。それだけに「欧州に行って最初の監督ですし、感謝しています。今チームは苦しいですけど勝利出来るようにがんばりたいです」と後半戦の巻き返しで恩返しを誓った。
また、そんな現在の苦しい状況でも心の支えとなるのはFW三浦知良の存在。「常にポジティブ。苦しいときにも連絡がくるので感謝しています。エールもらっています」と尊敬する大先輩への思いを語った。
1月からはクラブを離れて日本代表としてアジア杯に臨む。ファンからは日本代表メンバーに関する質問も飛び出し、同じくドイツで活躍するDF内田篤人については「3~4年前にあげたブレスレットを、いまだに大事にしてくれていますね」と2人のエピソードを明かした。
主将として代表チームをけん引するMF長谷部誠に関しては「ハセさんは完璧すぎて嫉妬してしまいます。時間もきっちりしていますし」と、その誠実かつ真面目な人柄を称えた。
さらに、最も興味をそそられるFW本田圭佑の印象には「強いメンタリティーを持っている選手。イタリアの名門ミランでも活躍していますしね」と語った。
今回のイベントでは、プライベートな質問にも回答。日本食で一番好きな食べ物については「香川県のさぬきうどん」とジョークを飛ばし、24時間後に世界が終わるとしたら「長澤まさみさんに会えるようにがんばります!」と25歳の若者らしい一面をのぞかせた。
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