4年前とはまるで別チームとなったバイエルン
さらに遡って両チームを比較して見る。例えば香川真司が加入した10-11シーズン、つまりドルトムントが優勝したシーズンの前半戦最後の試合となる第17節の両チームの先発メンバーは次のとおり。
【ドルトムント】監督:クロップ 対戦相手:フランクフルト
【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、フンメルス、シュメルツァー、【MF】ベンダー、サヒン、グロスクロイツ、香川、ゲッツェ、【FW】バリオス。
【バイエルン】監督:ファン・ハール 対戦相手:シュトゥットガルト
【GK】ブット、【DF】ラーム、ティモシュク、ブレノ、コンテント、【MF】ファン・ボメル、オットル、アルティントップ、ミュラー、リベリー【FW】ゴメス。
今季14-15シーズンの第17節の両チームの先発メンバーは次のとおり。
【ドルトムント】監督:クロップ 対戦相手:ブレーメン
【GK】ランゲラク、【DF】ピシュチェク、ギンター、フンメルス、シュメルツァー、【MF】ケール、オバメヤン、ギュンドアン、キルヒ、グロスクロイツ、【FW】インモービレ。
【バイエルン】監督:グアルディオラ 対戦相手:マインツ
【GK】ノイアー、【DF】ラフィーニャ、ボアテング、ダンテ、ベルナト、【MF】ホイビェルグ、シュバインシュタイガー 、ロッベン、ゲッツェ、リベリー【FW】ミュラー。
こうして比べてみれば、4年前と比べてバイエルンが監督も含めてまるで別のチームとなっていることが良く分かる。ドルトムントは引き続きクロップであるのに対して、バイエルンはファン・ハール、ハインケスを経て、現在はグアルディオラが率いている。
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