公式戦3試合ぶりに先発した吉田麻也【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第17節が20日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンはホームでエヴァートンを3-0で破った。
公式戦3試合ぶりに先発した吉田は5-3-2の中央CBでフル出場。2-0で迎えた82分、デイヴィスが左サイドからクロスを上げるとペナルティエリア内中央に飛び込み、左肩で合わせてチーム3点目のゴールをゲット。公式戦6試合ぶりの勝利に貢献した。
吉田の現地評は以下の通り―
スカイスポーツ(テレビ局)=8点(高評価)
チャーリー・ニコラス氏(元スコットランド代表FW):
「サウサンプトンは今日の試合で本調子を取り戻した。エヴァートンはフォースター(サウサンプトンGK)を脅かさなかっただけに、3-0というスコアはサウサンプトンの自信を深めさせたかもしれない。サウサンプトンの守備は本当に良かったし、組織的だった。フォンテは別格だったし、統率力を見せていた」
ユーロスポーツ(テレビ局)=6点(平均点)
アレクサンダー・ネザートン記者:
「サウサンプトンは勝利を手にしたかもしれないが、今後も強豪との対決が続く。今冬、この先リーグ4試合でアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドと対戦する」
メール(全国大衆紙)=7点(及第点)
昨季8位のサウサンプトンが、昨季の上位7チームを相手にした試合で始めて白星を築いた。今季これまでリバプール、トッテナム、シティ、アーセナル、ユナイテッドに負けており、エヴァートン戦では7強との壁を崩せるかどうかにも注目が集まっていた。
サウサンプトンの次なる試合は26日に敵地で行われるクリスタルパレス戦となるが、負傷者の復帰が囁かれる中で、格下チームから連勝を築けるか。その2日後にはホームで首位チェルシーとの大一番が控えるだけに、チームはローテーションするとの見方が強い。
吉田もアジアカップ召集直前にロナルド・クーマン監督にもう一声アピールしておきたいところだ。
【了】
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