レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、20日にモロッコで行われたクラブW杯決勝で南米王者サン・ロレンソを2-0で下した直後の優勝式典でUEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長との握手を避けていたことが明らかとなった。21日の英紙『メトロ』などが報じた。
ロナウドがプラティニ会長を憎むには訳があった。プラティニ氏は11月に、今年のバロンドールについて言及し、「私はバロンドールに投票しないが、原則としてW杯開催年には、その優勝国で最も活躍した選手が受賞すべきであり、今年はドイツ人が受賞すべきだ」と、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを推すコメントを発していた。
これに対してマドリーは公式サイトですぐさま反論の声明文を発表。「欧州サッカー組織の頂点に立つ人間がバロンドールについて個人的な見解を発した事に驚いている。バロンドールは団体賞ではなく個人賞である。ロナウドはキャリア史上最高の活躍を見せており、CL優勝とゴールデンシュー(欧州得点王)にも輝いた」などとロナウドの記録的快挙を列挙して批判していた。
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