諦念と根拠のない自信が入り混じるサッカルーズ
冗談はさておき、大会が少しずつ迫っている今になっても、実感的な盛り上がりに欠けることは否めない豪州。サッカルーズの現況に期待が持てないという諦念、そして自国開催の大会ではさすがに無様なことはないだろうという根拠のない自信、という相反する二つの思いをミックスした不思議な感覚が、サッカーメディアの論調や読者のコメントなどを観た感じでも漂っている。
泣いても笑っても、アジアカップまであとひと月弱。サッカルーズのチーム状態は底を打って、先月の日豪戦では明るい兆しが見えた。直前合宿の期間を有効に使って、迎える勝負の大会でのV字回復を期待しよう―それこそが、大会を盛り上げる唯一にして最大の特効薬となるから。
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