インテルのマンチーニ監督【写真:Getty Images】
セリエA第16節でラツィオに2点先制ながらも、後半に追いつきドローに持ち込んだインテル・マンチーニ監督が試合後、「1ヶ月やそこらでバルセロナやバイエルン・ミュンヘンにはなれない」などと、チーム再建の難しさを語った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じた。
それによると「前半すぐに失点し、プログラムを変更せざるを得ないのは明らかだった。失点は混乱から生まれたもの。だが後半、チームは再始動しうまくいった。チームがたった1ヶ月でバルセロナやバイエルンになれるとは思わない。時間が必要だ」と話した。
1月の冬のメルカートについても明らかにした。2人のサイドハーフの選手が必要としているが、トッテナムのアーロン・レノン(28)については「彼については話題に出たこともない。我々(の獲得候補)には別の選手たちがいる」と否定。
またリバプールのブラジル人MFルーカス・レイバ(27)は「今のチームでうまくプレーしているから、移籍してくるのは難しいだろう。ただ彼には経験があるし、きっと我々の力になってくれるに違いない」と望みをつないでいる。
得点力が期待されるイタリア代表FWアレッシオ・チェルチは、最も希望するプレーヤーのようだ。「目的選手のうちの一人になるだろう。けれども現在はアトレティコ・マドリーの選手だし、今後の様子を見ていくしかない。どのポジションにも選手が必要だ」と多数の補強を期待している。
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