ストーク・シティで活躍中のボージャン・クルキッチ【写真:Getty Images】
ストーク・シティに所属するFWボージャン・クルキッチの父が、英紙『デイリーメール』のインタビューに応じ、同選手のバルセロナ退団の理由を暴露した。同紙が21日に伝えている。
ボージャンは07年、バルセロナの下部組織で頭角を現しトップチームでも重宝された。スペイン代表の招集も間近だったが、08年に就任したグアルディオラ監督は同選手を信頼せず、出場機会は減少していった。
ボージャンの父によると、息子がまだ16歳だった頃にマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが関心を示したそうだが、同選手はバルセロナでプレーしたかったという。
2010年、バルサのFWイブラヒモビッチがベンチ生活を送る中、ボージャンはセビージャやテネリフェを相手に決定的なゴールを決めた。しかしその後、クラブは当時バレンシアでプレーしていたFWダビド・ビジャを獲得し、このことに父親は不満を見せた。
ボージャンの父によれば息子は、グアルディオラ監督がチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でチャンスを与えるという約束を破ったことによってローマへの移籍を決意したという。
今年24歳を迎えたボージャンは、現在ストーク・シティで活躍中。実際にボージャンの父は「ストークでは獣のようなプレーを見せている」と我が子を絶賛した。
【了】