獲得が噂されるMFナイジェル・デ・ヨングとDFマティヤ・ナスタシッチ【写真：Getty Images】
シャルケとの契約を2017年まで延長したFWクラース=ヤン・フンテラールが、チームに選手の獲得を要求している。22日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
20日に行われたブンデスリーガ第17節のハンブルガーSV（HSV）戦を前にシャルケと契約延長をしたフンテラール。その席で選手の獲得による補強を要求したようだ。
フンテラールは「タイトルを獲り、素晴らしい瞬間をここで味わいたい」と語り、「そのために半年に1人か2人の良い選手を獲得するのがいい」と明かしている。
シャルケ側もそれを理解している様子で、ロベルト・ディ・マッテオ監督はMFとDFの獲得を望んでいるようだ。さらにシャルケは、ディ・マッテオ監督の要求を受け入れ2選手の獲得を目指している模様。
1人はMF本田圭佑の所属するACミランのMFナイジェル・デ・ヨング。
同選手は、ミランと来夏までの契約であるため、今冬に放出しなければミランは移籍金を得ることが出来ない。ディ・マッテオ監督の希望ともマッチする選手であり、ブンデスリーガでのプレー経験もある。フンテラールとも代表チームで同僚という利点もあると同紙は述べている。
もう1人は、マンチェスター・シティのDFマティヤ・ナスタシッチだという。
英紙『デイリー・メール』によれば、シャルケが同選手を獲得候補に挙げているようだ。ナスタシッチは、今季一度も出場機会がなく、その状況に満足していない様子。しかし、シティとの契約は2017年まであるため、シャルケはレンタルでの獲得を希望している様子。
『ビルド』によると、チャンピオンズリーグ（CL）でベスト16に進出したシャルケは、およそ600万ユーロ（約8億7000万円）の収入が見込まれると言われ、さらにこの冬に放出予定選手との移籍金と合わせて予算を組む予定だという。
シャルケのクレメンス・テンニエス会長は同紙に対し「ホルスト・ヘルト（SD）に冬休みはない」と明かしており、大きな動きがあるのは間違いなさそうだ。
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