ウィンターブレイクで立て直しなるか
そしてまた布陣変更が裏目に出る。ドルトムントが中盤をダイヤモンド型としたことで、左SHグロスクロイツ、ボランチのキルヒ、左SBシュメルツァーの間に生まれるスペースを、ブレーメンが重点的に使い始めた。
そして61分、まさにそのスペースで、ユヌゾビッチからゼルケがボールを受ける。フンメルスを振り切って突破したゼルケの折り返しを、バーテルスがきっちりと決める。0-2。
69分には、CKからフンメルスが一矢報いたが、それでもスペースが生まれたドルトムントの左サイドは、悲鳴を上げ続けた。
今度はそのスペースを埋めるために、クロップは76分、グロスクロイツに代えて右にブワシュチコフスキを投入した。右SHに入っていたギュンドアンを戻して、キルヒとのダブルボランチとする。火消しは上手く行った。しかし攻撃面が改善されることはなかった。
終盤にはフンメルスをも前に上げたが、ゴールに結びつくことはない。アディショナルタイムの3分が過ぎると、ヴェーザー・シュタディオンは、まるでリーグ優勝を決めたかのように喜びに沸いた。
試合後にクロップは次のように言う。
「シーズンはまだ終わってはいない。我々にはまだ17試合ある。そして最も重要なことは、ほぼ完璧なメンバーでの準備を(冬期合宿で)持てるということだ。今まで我々は安定性を欠いた。
再び我々はその安定性を努力して得るつもりだよ。そうしたら我々を打ち負かすことは明らかに難しくなるだろうし、我々は再び勝利を収めるだろう。我々は脅威を与えるハンターになるつもりだ」
暫定17位のドルトムント。近年にないほど重要なウィンターブレイクに突入する。
【了】
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