判定に憤るローマの指揮官ルディ・ガルシア監督【写真:Getty Images】
セリエA第16節が現地時間の20日に行なわれ、ローマはホームでミランと対戦し0-0の引き分けに終わった。ローマの指揮官ルディ・ガルシア監督は試合後のインタビューで相手GKディエゴ・ロペスを称賛した。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』が伝えている。
終始試合を支配したローマは数多くのチャンスを創出したが、ディエゴ・ロペスの牙城を崩すことはできなかった。相手GKについてガルシア監督は「偉大なGKだ。少なくとも3分の2の決定的なチャンスで素晴らしい動きをした」と褒め称えた。
一方で、試合全体については「我々は勝点2を落とした」と語り、結果への不満を露わにした。
「多くのチャンスを作ったが、MFミラレム・ピャニッチの累積警告による不在で創造性を欠いたね」
また、指揮官は疑惑の判定にも大きな不満を持っているようだ。ミランのMFナイジェル・デ・ヨングがコーナーキックの競り合いで腕をあげローマFWジェルビーニョのヘディングを阻止した場面が話題となった。これについてガルシア監督は、「酷いハンドがあったね」と憤っている。
この引き分けでローマは首位ユベントスとの勝点差が3に広がってしまった。年明けの17節はアウェイでウディネーゼと対戦する。
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