追撃弾もまさかの自動降格圏で折り返し。DFマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
年内の最後の試合となったブンデスリーガ。現地時間20日にはMF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントがブレーメンとアウェイで対戦して1-2で敗戦を喫している。
リーグ4戦連続ベンチスタートとなった香川は、後半開始から4試合ぶりに出場した。
前節に2度のリードを守りきれず引き分けに持ち込まれたものの、2位ヴォルフスブルク相手にポジティブな要素を見出していたユルゲン・クロップ監督。最下位ブレーメンが相手だけにしっかりと勝って年内を終わりたい一戦だった。
しかし、先制したのはブレーメン。3分にセルケがディフェンスラインの裏を抜けてあっさり決める。ドルトムントは再び苦しい展開から試合が始まった。
早く追いつきたいドルトムントだったが、リーグ最多失点のブレーメンのディフェンスを全く崩せずチャンスは45分の1度のみ。
そのまま0-1のビハインドで前半を折り返した。
後半ドルトムントが動く。ケールに代わり、香川を投入して攻撃に変化を付けようと試みる。
徐々にチャンスを作り出すドルトムント。56分に香川がフリーでヘディングを放つもこれは枠を捉えられず。
しかし62分。前線でインモービレがボールを奪われ、ブレーメンがカウンターからバルテルスが追加点。ドルトムントは押し込んでいただけに厳しい失点となった。
それでも諦めないドルトムントは69分ついに得点が生まれる。左からのCKをキャプテンのフンメルスが執念でねじ込んだ。
勢いに乗って追いつきたいドルトムントだったが、追加点は生まれない、79分の香川のシュートは枠の外。81分のギンター、84分ギュンドアンのヘディングもGK正面。
結局追加点を奪うことは出来ず、ドルトムントはまさかの敗戦を喫し、再び自動降格圏内に順位を落として2014年を終了した。
【了】
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