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香川真司 10年前

足掻いてもがいたドルトムントの前半最終戦、香川の起用は? 地元紙も予想分かれる

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「直ちにこの状況を変えなければならない」

 レヴィアシュポルト紙によるブレーメン戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

 【GK】ランゲラク、【DF】右SBピシュチェク、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチにギュンドアン、ケール、2列目は右からブワシュチコフスキ、香川真司、オバメヤン、【FW】ラモス。香川はトップ下での先発予想である。

 他方、18日付のキッカー紙によるブレーメン戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-1-4-1である。

 【GK】ランゲラク、【DF】右SBピシュチェク、右CBギンター、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチにケール、2列目は右からブワシュチコフスキ、ギュンドアン、ベンダー、グロスクロイツ、【FW】オバメヤン。こちら香川はベンチからのスタート予想である。

 またレヴィアシュポルト紙はBVBのチーム情報欄で、香川が日本代表として1月9日から31日までオーストラリアで開催されるアジアカップに参加することについて触れている。

 続けて香川について「それによってミッドフィールドの選手は後半戦に向けての準備を全て逸する可能性が高い。後半戦最初の試合は1月31日にレバークーゼンで行なわれることが確定している」と記した。

 19日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンには、主将のフンメルスがブレーメン戦について次のようにコメントを残した。

「何より、私達の先の3つのホームゲームはとても感じが良かった。アウェイでは、私達の前半戦は惨惨たるものだったね。だから私達は直ちにこの状況を変えなければならない」

 ドルトムントが足掻いてもがいた前半戦の、最後の試合がブレーメンで始まる。
 

【了】

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