第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の準々決勝が21日、香川県立丸亀競技場とユアテックスタジアム仙台で行われる。ベスト8に残ったのは、全てなでしこリーグのクラブとなった。
大会5連覇を目指すINAC神戸レオネッサはジェフユナイテッド千葉レディースと、リーグ戦の年間チャンピオン・浦和レッズレディースは伊賀FCくノ一と対戦。岡山湯郷Belleはベガルタ仙台レディースと、日テレ・ベレーザはアルビレックス新潟レディースとそれぞれ対戦する。
2009年以来の大会制覇を目指すベレーザにとって新潟レディースは鬼門だ。2011年大会は準決勝で敗れ、昨年も準々決勝で屈している。また今シーズンのなでしこリーグでの対戦成績は1勝2分1敗で、順位こそベレーザが上回っているが相性はいいとは言えない。
それでも若いチームは日々成長を続けており、リーグ序盤に打ちのめされた浦和レディースや湯郷にも、終盤戦では粘り強く戦い勝利を掴んだ。
タイトルが求められるクラブだけに皇后杯は何としても獲りたいはず。難敵・新潟レディースに勝利し、頂点に向けて邁進したいところだ。
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