イケル・カシージャス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表GKイケル・カシージャスが、自身が出場した試合のスコアを見事に言い当てるという驚異的な記憶力を披露した動画が話題となっている。17日の英紙『ミラー』など、複数メディアが報じた。
今年で16シーズン目を迎えている33歳のカシージャスは、9歳からレアル・マドリーに在籍するロス・ブランコス(=レアルの愛称)の生え抜き選手として知られ、ワールドカップ1回、欧州選手権2回、チャンピオンズリーグ3回、国内リーグ5回の優勝を経験。
代表とクラブで通算859試合に出場しているカシージャスは、動画の中で自身がデビューした1999年から、元スペイン代表DFで現レアル・マドリー助監督のフェルナンド・イエロが同クラブを去った2003年までの4年の間から無作為に試合のスコアを質問されると、全く答えられないイエロに対し、「君は一つも当てられない」と苦笑すると、「自分がプレーした試合の98%は言い当てられるよ」と話し、9つのスコアを全問正解。
5つのスコアを言い当てた後、質問が2001年2月に敵地で行われたチャンピオンズリーグのラツィオ戦におよぶと、「2-2だ。僕はプレーしなかったけどね」と自身がプレーしなかった試合も言い当て、ホームで行われた同カードも「3-2だ。僕のミスで2-2の同点にされたけど、僕らは終了間際に勝ち越した」と的中。
さらに8つ目の「2001年10月6日のホームでのアスレティック(ビルバオ)戦は?」という質問に対しては、「2-0でサルガドとソラーリが得点した試合かな?」と、実際の得点者はラウルとソラーリだったものの、スコアは正解。
カシージャスは、20日に行われるクラブ・ワールドカップ決勝のサン・ロレンソ戦に出場すればクラブキャリア通算700試合目を記録する。
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