苦難が続くドルトムント
74分、ギュンドアンに代えて、キルヒが投入される。そして76分、そのキルヒがグスタボから奪ったボールを、インモービレがミドルレンジから決め、ドルトムントは勝ち越しに成功した。インモービレのシュートが決まった瞬間、スタジアムの歓声は爆発した。
しかしこのまま勝ち切れないのが今季のドルトムント。そのまま試合が終わっていくかに思われた85分、CKからナウドに同点弾を叩き込まれてしまう。またもセットプレーからみすみす勝ちを逃してしまい、2-2のドローで試合は終了した。
試合後にクロップは言う。
「我々はまだ生きる。まだフットボールをプレーすることが出来る。闘争心は、まだ失われていなかった」
ドルトムントの苦しい戦いは、まだ続いていく。
【了】
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