バイエルンのトップと契約を結んだMFジャンルカ・ガウディーノ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは、17日にユース所属だったMFジャンルカ・ガウディーノとプロ契約を結んだことを発表した。
元ドイツ代表のマウリッツィオ・ガウディーノ氏をを父に持つジャンルカは、今季初めの合宿からジョゼップ・グアルディオラ監督に見初められ、ユース所属ながらトップチームに帯同。年俸数千万ユーロと言われるタレント軍団の中でただ一人月給250ユーロ(約38000円)でプレーしていた。
それでも、実力はトップで通用するものがあり、開幕戦では先発デビューを飾っている。リーグでは16節終了時点ですでに3試合に出場し、DFBポカール(ドイツカップ)、チャンピオンズリーグ(CL)では共に1試合ずつ出場している。
その実力はすでに父をもしのぐと言われ、今回晴れてプロ契約を締結することとなった。
期間は2018年までの4年契約となっている。
契約に際し、マティアス・ザマーSD(スポーツディレクター)は「ユース出身でバイエルンの象徴」と話し、「非常に知的な選手」と印象を語っている。さらに、大型補強が目立つバイエルンの中でユース所属選手のプロ契約は「いい傾向だ。ユース所属選手の手本となる」と、喜んだ。
また、同時にバイエルンはGKトム・シュタルケの2016年までの契約延長を発表している。
【了】
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