地元紙は香川ベンチスタートを予想
「大きな再会」としたのは、2014年12月16日付のドルトムントの地元紙『ルール・ナッハリヒテン』である。
15日にスイスのニヨンで欧州チャンピオンズリーグ、決勝ラウンド1回戦の組み合わせ抽選会が行なわれ、ドルトムントはイタリア、セリエA所属のユベントスと対戦することとなった。
同紙は、97年のCL決勝ではドルトムントがユベントスと対戦して勝利を収めたことに触れる一方で、クロップの「我々は残りのブンデスリーガの週の意義を意識している」とのコメントを掲載している。
16位と低迷中のチーム状況もあって、指揮官の頭の中はCLではなく、17日のブンデスリーガ第16節、2位ボルフスブルクとの一戦に向けられているようだ。
15日付のルール地方の地元紙『レヴィアシュポルト』は、ボルフスブルク戦を前に「大きな問題」という見出しを付けている。
同紙は前節ヘルタ・ベルリンを相手に0-1で敗れたことで、「クロップは明らかに手痛いこの0-1の敗北を持ち帰らなければならなかった」として、ドルトムントの指揮官の次のような言葉を掲載している。
「我々は1つの大きなチームを抱えている。それはその通りだ。しかしまた我々は大きな問題を抱えている。水曜日のボルフスブルク戦、そして土曜日のブレーメン戦の両方の試合で、低迷を根本的に改善するための可能性が我々にはある。このチャンスを我々は掴まなければならない」
レヴィアシュポルト紙によるボルフスブルク戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-4-2である。
【GK】ランゲラク、【DF】右SBピシュチェク、右CBスボティッチ、左CBフンメルス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチにギュンドアン、ベンダー、右にブワシュチコフスキ、左にグロスクロイツ、【FW】ラモス、インモービレ。香川真司はベンチからのスタート予想である。